ゆとりは時代

ゆとり世代だって目標もったり、何かに一生懸命になったり出来るんだ!!

大人が言う「ゆとり」の矛盾を暴きます!

たまにはブログタイトルにあった内容を書いてみようと思います。

最初の自己紹介記事で書いたように自分は「ゆとり高学歴クズ」です。(下記記事参照)

 

tomoshiira0923.hatenablog.com

 

ただ自分で自分のことを「ゆとり」と言いながらも、大人が俺らゆとり世代に対して「お前らやっぱゆとりだな」と侮辱してくることには納得いってません。その多くは矛盾の塊!でもその矛盾を「常識だろ」と言われても育った世代が違った俺らに言われても困る!

ということで、そんな矛盾だらけの大人の常識を今日は暴いてやりたいと思う。

①「分からなかったら聞いて!」と言われたので聞いたら「自分で考えてよ」

これ経験した人って多いのではないでしょうか。俺の後輩がチョット基本的な仕事内容だけ教えてもらって、

「もちろん例外とかたくさんあるかもだけど、分からなかったら聞いて!間違えたら大変なことになるから」

そんなことを言われたもんだから、基本的な内容以外のことは逐一上司に

「この場合どうしたらいいですか?」

と尋ねていた。最初は優しく教えていた上司も、繁忙期になりバタバタしている時に同じ質問すると

「ちょっとは自分で考えてよ!これだからゆとりは・・」

と怒られる。確かにその後輩の疑問は少し考えれば分かることでさ、実は後輩も「こうすればいいだろう」と凡その予測は出来ていたけど、基本と違うことだから一応確認しただけだった。

果たしてこれは「自分で何も考えることが出来ない『ゆとり』だ!」と言えるでしょうか?

後輩から話聞くと

「いや繁忙期で忙しいからミスするとさらに皆に迷惑を掛けると思ったから質問した」

って言ってました。

俺はその上司とも実は仲が良くて(表向きだけねww)、

「今日メッチャキレてましたね〜ww」

と言うと

「まぁ確かに間違えられたら困るけど、あれくらいの応用を柔軟に対応するのは常識!!私たちの時代は☆○★*□▱」

と、まぁ退屈な話を5分ぐらい聞かされました。

でたでた!って感じだったね。。確かに自分で考えることも重要だけど、その後輩はただ慎重、堅実、そして正直に「分からなかったら聞いて」という言葉を真に受けただけ。

こういう人って俺らより上の世代にもいたんじゃないのかな?(わからないけど)

ただこういう人を「ゆとり」という一言で済ますのはどうかと思うよね。

 

②皆大変そうにしてるんだから手伝いなよ!

これ俺の実体験です。年末の仕事納めの時の話です。

自分の仕事が終わった人から大掃除初めて下さいと会社から言われてました。

他の部署の人は仕事が終わって先に大掃除。一方で俺は最後のクライアント対応で資料作りに追われていた。

途中からは、俺の後ろの方で大きな荷物を持ち上げたりして大変そうな声が聞こえてくる。

そんな時だよね、パソコンでパワポいじっている後ろから思いっきり椅子を蹴られました。

見てみると違う部署の先輩。

「お前上の人が重い荷物運んだりしてるんだから手伝えよ!」

それに対して俺は

「いや直にこの資料作ってお客さんに送らないとダメなんで・・」

「これだからゆとり世代は・・」

その瞬間カチンッときて大喧嘩になりました。

3人がかりで止められて収まりましたが、正直未だに思い出すと怒りを覚える出来事です。

 

他にも、、、ある部署がメッチャ忙しくて毎日違う部署の人が定時後手伝う時期がありました。

一方、俺は自分の仕事は自分でやるってスタンスで自分の仕事が終わったらソソクサと帰っていました。

いや少しは手伝って上げる気はあったけど、結構その部署の人って仕事中の私語が多くてさ、

「この私語無くしたら終わるんじゃね?」

って思いやめた。

どうやら裏では

「周りがこんな忙しいんだから手伝うのが当たり前だよね」

と言われていたらしい。

もちろん一生懸命やっている奴には助けの手を差し伸べたいと思うけど、改善点が明確な人を助ける必要はあるだろうか?

むしろ、改善して自分の力で残業を減らすことが成長に繋がりと思っている。

上は「ゆとり」だと思うかもですが、俺からしたらそれは「日本の悪しき文化」です。

 ③コミュニケーション能力ないよね

まぁ世間一般からのゆとり世代の象徴的イメージだよね。正直「知るか!じじぃ」って感じです。

確かに直接対面で話すよりメールとかの方が言いたいことを言える人は、上の世代と比べて多いとは思うし、謝罪の時とかはメールより直接謝って方が(なんとなくだが)誠意が伝わる感じはする。

ただ、仕事以外の場面でも上の世代は何でも

コミュニケーション力不足=ゆとり世代

と結びつける傾向にある。

例えば好きな人に告白する時メールを使う人がいると思う。

そりゃ「好き」って言葉を直接言うなんて恥ずかしいですよね。

対して一部の大人は「やっぱゆとり世代はコミュニケーション力が欠けてる」と言う。

 

いやいや関係あるか?

 

じゃああんたらの世代はどうなんだ?

あんたらの世代にも、好きな人に自分の気持ちを伝えるために、何枚も何枚も紙を無駄にしてラブレター書いてましたよね?

メールは、そんな手紙のやり取り簡単にするために開発されたんだ。

あんたらの世代とやっていることは何ら変わりません。

 

文明の利器を頼ることと「ゆとり世代」を何でも結びつけないで下さい。

 

同じ過ちを繰り返さないために「ゆとり世代」が取るべき行動

上記のような「上の世代」と「ゆとり世代」の差は、生きていた時代が違うだけだと思う。よく「ゆとり世代」を擁護してくれる人は、

「俺らも若い頃は上の人から『これだから若い奴は』って言われたよ。」

と言ってくれる。

これってどの時代でもあることだと思う。俺らの世代はたまたま「ゆとり」という言葉があっただけ。

もちろん俺らが40歳にぐらいになると、20歳の若者に対して

「こいつらヤバい」

って時があると思う。

既に今の10代には驚かされることは多々ある。

例えば、LINEとかTwitterで知り合った人と未だ一度も会ってないのに付き合うことが、割と今の10代では当たり前になってきていること。

彼女とキスしていたりラブラブしている動画をSNSで投稿することなんて、俺らの世代からしたらあり得ないですよね。

でも、これも時代なんではないでしょうか。

時代によって行動や楽しみが変化する。。これが文化のあるべき姿だと思います。

大事なのはそういった若い世代を

「あの世代はヤバい!俺らの頃は・・」

って説教せず受け入れること。

きっとこれはプラスになるはずです。

将来もしかしたら若者向けの商品を売らなければならないかもしれません。

そんな時自分より若い人たちの考え方や価値観を理解できず売ることが出来るでしょうか?

そういったことをこれからも忘れずに大事にしたい!

そう思う今日この頃です。