ゆとりは時代

ゆとり世代だって目標もったり、何かに一生懸命になったり出来るんだ!!

フィリピン留学の最適な目的とは?これメッチャ重要!!

フィリピン・ダバオの英語学校SEATTLEに留学していて「留学の目的」は本当に重要だと実感しました。もちろん、行く前からそれは分かっていて、僕は「アメリカ留学の前に英語に慣れたい」という目的でフィリピン留学を決意しました。ただたった3ヶ月の留学でも目標を持っていたいと思ったので、数字で結果が現れるTOEFLコースに特化したダバオのSEATTLEに留学しました。TOEFLならリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングと万遍なく勉強できるので。僕の最初のイメージでは「TOEFLの点数が高い=英語がペラペラ」という感じで、3ヶ月後には何も障害なく英語を聞けて話せると思っていました。

 

しかし、実際留学してみるとやはり自分の理想と現実にギャップがありました。一言で言うとTOEFLの点数が高い=英語がペラペラ」は全くの嘘。これは、SEATTLEに来ていた学生のほとんどが感じていたことです。どういうことかと言うと、TOEFLのスピーキングは内容がアカデミックな話題が中心で、どちらかと言うと固い言い回しで話します。ただ、日本語と同様で英語も固いトピックと気楽なトピックで言い回しも、使う単語も違うので、「チョット友達同士で面白い話をしよう」と思っても楽に伝えることは出来ませんでした。

友達になったフィリピン人とBar飲みに行った時、別のフィリピン人の夫婦と相席になりました。その夫婦はユーモアな人達だったらしく、その人たちが話をする度に友達のフィリピン人は大爆笑。一方日本人の僕たちは8割理解できず、爆笑する度に友達に「どういう意味?」と聞いていました。もりろんショッピングやタクシー乗ったりなど形式張った会話は伸び今では全く問題ありませんが、友達同士で話すカジュアルな会話は最後まで苦労しました。つまり、日常会話は机の上や教室で勉強するのではなく実際交流してみないと身に付かないことが3ヶ月でかなり実感しました。

ライティングも同様で僕はTOEFLでライティングは最高ランクのGOODを獲得していて結構自信がありました。でも、アメリカ留学にアプライする際に出すEssayをネイティブに見てもらったら、「いや意味は通じるし言いたいことは分かるけど、この単語や表現をここで使うのはオカしい」とかなり修正されました。ん〜言語を習得するって本当に難しい・・・・

 

さて長々と僕の経験を述べてきましたが、「フィリピン留学の目的」の話に戻りましょう。3ヶ月で感じたフィリピン留学の活用方法は主に3つです。

①英語資格(TOEFLTOEIC)の点数を伸ばす

フィリピン留学は謂わば監獄の環境で勉強します。学校にもよると思いますが、「アメリカで留学するより授業時間が長い。英語に触れる時間が長い」をメリットの一つとして唱う学校がほとんどなので、毎日それなりに勉強します。TOEFLTOEICは机で勉強すればそれなりに伸びますので、監獄のような環境で集中してTOEFLTOEICを勉強したい方はフィリピン留学は非常に有用でしょう。

②英語を始めるきっかけ

今まで英語勉強したことありません。中高時代英語をサボっていて「Be動詞」程度しか知らないが、これから始めたい。そんな方は格安で基礎が身に付くフィリピン留学はかなりお勧めです。やはり、どんなことも基本が大事なので、基本的な文法や表現を覚えるならフィリピン留学で十分身に付くと思います。

③英語の壁を取り払いたい

日本人の英語力の問題として、文法とかに忠実になりすぎて喋る勇気が出ないというのがあると思います。「間違っていても通じる。間違っても喋ることが大事なんだ。日本人は間違えることに怯えているからいつまでたっても喋れないんだ」と、よく分からないバイリンガルが言うのも結構合っていると思います。頭で分かっていてもそれが実行できないのが現実だと思います。ただ英語圏に3ヶ月でもいればその壁も取り払えると思います。「あ!私のこんな英語でも理解してもらえるんだ」と実感するからだと思います。これは大きな第一歩だと思います。この壁を格安で取り除くならフィリピン留学は最適ではないでしょうか。

主にこの3つかな〜と思います。私が行った目的は③に近いかもしれません。それこそアメリカ留学のTOEICの点数も留学前から超えていましたが、英語を喋る勇気がありませんでした。ただ、この勇気が付いた途端、自分の英語が合っているかどうかは定かですが、一気に英語で交流することが楽しくなりました。これは大きな進歩だと思います。そして現地で友達作って下さい。ナンパでも何でも良いです。少しでも現地の友達と英語で何かを楽しむことが、日常会話を伸ばすきっかけとなります。僕は現地でフィリピン人の友達を5人ほど作って毎週末遊んでいましたが、教科書に乗っていないことをたくさん学べました。

ちなみに帰国後、上記のような話を友達にしたら友達は「学校に韓国人いたんだろ?そいつらと英語で交流すれば良いじゃん」って言われました。もちろん韓国人と交流する時は英語ですが、韓国人の英語も日本人と同様表現や単語選びが教科書通りなんです。だから僕はフィリピン人の友達を作ることをお勧めします。

 

さて、長々と話してきましたが、もちろんどんな目的であれ英語力が伸びるのは間違いありません。ただ「俺は英語を使って世界に羽ばたく」って方はお勧め出来ないです。そんな方は、フィリピンで机に向って勉強するのではなく、もうアメリカやイギリスにでも行って向こうの人と2〜3年交流しまくった方がいいと思います。飽くまで、フィリピン留学は基礎固めと考えてもらった方が良いです。

これからフィリピン留学を考えている方は参考にして下さい。