リスニングは「自分の不細工な声」で勉強しろ!!
6月に受けたTOEICの結果が出ました。
リーディング:390
リスニング:390
計780点でした。
リーディングは毎回こんなもんですが、リスニングは3月325点、5月370点、そして今回390点と数ヶ月で65点アップしました。
僕は非常にリスニングが苦手です。コテコテの日本教育を受け、The日本の受験をしてきた僕は文法とリーディングばかり鍛えられてリスニングは全くでした。
2年前からTOEICを定期的に受けてリスニングの勉強してきたのですが、最初はずーーーっと320点ぐらいで全然点数が伸びませんでした。
しかし、ある勉強法を始めてからリスニング力がメキメキ伸び、たった2回のテストでリスニングの点数が325点から370点、370点から390点まで伸びました。
今回はそのある勉強法を紹介したいと思います。
ポイントはズバリ
「自分の不細工な声」
です。
当初僕は王道の勉強をしていました。
TOEIC問題集にあるCDをiPhoneに入れて、それを何度も聞いてシャドーイングして、CDに入っている問題文はある程度聞き取れるようにするという勉強法です。
でもこの勉強法には最大の欠点が・・・
眠くなるんです。
綺麗な発音の英語を座ってずーっと聞いてるとなーんかお経のようでね・・・
結局眠くなって、勉強机でも通勤時間の電車の中でもいつの間にかウトウト・・・
そりゃ伸びないよねー
改善点を見つけようとも「眠くなるのはしょうがない!気合いだ!!」という結論に行き着くだけで、何年もこの勉強法をズルズル続けていました。
2015年に入り9月から留学することを決意した僕は、リスニングだけではなく発音も不安になり始めました。
そこで僕はなんとなーく自分の発音を確認するために、単語帳に乗ってる英語フレーズを音読してスマホのボイスレコーダーに録音し聞くようにしました。
それを聞いて一番最初に思ったのが、
「なんて不細工な声なんだ!!」
もちろん発音もいつも聞いている綺麗な英語に比べると非常に汚かったんだけど、それが第一印象だった。
まぁ不細工な声はどうやっても直せないので、僕はせめて発音だけでも直そうとして、何度もボイスレコーダーで自分の英語を聞いては納得行くまで録音し直した。
そんなんをコツコツ続けてたらあることに気づきました。。
「あれ?英語聞いてても眠くならねー」
今まで英語を聞いてはウトウトしてたのが、自分の声が流れてくると眠くならないどころか不細工過ぎる自分の発音・声に怒りを覚えて目が覚めるんです。
それから僕は単語帳に入っている英語フレーズを全部読み上げて録音し、座って勉強する時はそれを聞くようにしました。
汚い英語だけど英語は英語。それなりに英語に慣れ親しむことができます。
もちろん綺麗な英語を聞くことも大事なので、それは通勤・移動時間の「歩いている時」に大好きな音楽を我慢して聞くようにしました。
さすがに歩きながらは眠くなりませんからね!!w
綺麗な英語を聞いている時、「あ!これあの時に俺が読み上げた単語・フレーズだ!」とか「俺の発音と全然違うじゃん」って気づくことができればメッチャ印象に残ります。
自分の汚い英語を綺麗な英語と比べるとたくさんの反省点がみえて、それを発見できると結構聞き取れるようになりました。
この勉強法を開始したのが今年(2015年)の4月
5月のTOEICのリスニングが325点から370点
6月の点数が370点から390点
と、たった3ヶ月でリスニングを65点アップすることに成功しました。
この勉強法の効果はリスニングだけではありません。
ずーっと単語帳のフレーズを聞いているので単語の勉強になります。
あとは発音が気になったらすぐに録音し直すので、スピーキングの練習にもなります。
つまりこの勉強法は一石二鳥どころが三鳥にも四鳥にもなるんです。
「自分の不細工な声」は不快なものです。
皆さんも動画とか見ててたまに自分の声が聞こえると
「え?自分の声ってこんなんなの?なんかキモ!!」
って思いません?
自分の声を聞いて「あーなんて綺麗な声なんだ」って思っちゃった人は、アイドルかバンドマンか声優を目指すことをお勧めします!
そうじゃない人は、このマイナスポイントを逆手に取ってみては如何でしょうか?
是非不快な「自分の不細工な声」で一度リスニングの勉強をしてみて下さい!
ちなみに僕が音読した単語帳は大学受験から使ってたDUOです。
こちらも良かったら参考にしてくださーい。
P.S もし「参考になった」という方は、面倒くさいとは思いますがブックマークボタンを「ポッチッ」と押してくれると嬉しいなーーー